このサイトをご覧の方のなかには、ダイエットの手段として脂肪吸引を考えている人もいるでしょう。
ですが、脂肪吸引にはダウンタイムなどのリスクもあるため、闇雲に頼るのが得策とは限りません。
脂肪吸引の特性を理解し、自分に合っているかどうかを見極めることが大切です。
部分痩せをしたい人、特定の部位が太りやすい人
脂肪吸引ではかなり細かく部位を指定可能なので、痩せたい部位を“狙い撃ち”できます。
そのため、美しいボディラインを作るために部分痩せをしたい人や、特定の部位に脂肪がつきやすい人におすすめです。
脂肪吸引を行なった部位は、脂肪を貯蔵する役割を持つ脂肪細胞の数が減るため、太りにくくなります。
これにより万が一リバウンドしたときも、厄介な部位に脂肪がつくのを防げるのです。
ウエストや太もも、二の腕、ヒップなどが気になる人は、検討してみてはいかがでしょうか。
自己流ダイエットを続けられない人
運動や食事制限など、ダイエットを継続するのは簡単ではありません。
特に雑誌やインターネットで紹介されている方法の場合、
- 糖質をゼロにすることを推奨していたり
- 特定の食品だけを摂取するような内容だったり
と、心身ともに無理を強いるものが多いです。
何度も新しい方法に挑戦しては、リバウンドを繰り返している人もいると思います。
ですが、脂肪をダイレクトに取り除ける脂肪吸引なら、ダイエットを続けられない人でも減量できます。
とはいえ、すべての部位を脂肪吸引でカバーしようとするのは現実的ではありません。
あくまでも脂肪吸引は、ダイエットの手助けとして考えるのが理想的です。
美容目的の人
前述の通り、脂肪吸引に頼り切ってダイエットをするのは困難です。
そもそも肥満の原因となっている生活習慣そのものを改善しない限り、結局はリバウンドの未来を避けられません。
脂肪を全体的に落とし、尚且つ二度と太らないためには、まずは肥満外来に通院するなどして健康的なライフスタイルを身につけましょう。
これならリバウンドのリスクも低く、気になる部位を局所的に治療することでボディバランスをより美しくできます。
脂肪吸引は、健康目的のダイエットを終えたあとにステップアップする、美容目的のダイエットに適した方法と考えてください。
ダウンタイムを確保できる人
おすすめというより最低条件かもしれませんが、脂肪吸引のダウンタイムを確保できることも大切です。
脂肪吸引の施術後には痛みや腫れ、むくみなどの症状が2週間〜1ヶ月ほど続きます。
さらには、圧迫固定と呼ばれる吸引した部位を締め付ける処置が2週間ほど必要になります。
接客業や体を使う仕事をしている人は、仕事に支障が出ないように気をつけましょう。
旅行やイベントといった予定を組んでいる人は、十分に余裕を持って施術を受けてください。
また、夏の海水浴やナイトプールに向けて脂肪吸引をするなら、最終的な仕上がりまで最速1〜2ヶ月ほどかかることも頭に入れておかないといけません。